足付き性向上の為にCD90s BENLYのシートのアンコ抜きをしてみた。

前回の記事、「CD90S BENLYのリアサスのスプリングをカットしてショートサスに改造してみました。」で、ローダウン5〜6cmのうちの4cmはリアサスのスプリングをカットする事でクリアしました。

4cm以上リアサスでローダウンをすると車体が跳ねた時にフェンダーがタイヤに干渉してしまう恐れがあります。

リアをリジッドサスにし、フロントフォークもショート化すれば目標の5〜6cmダウンも可能ですが、今回は”できるだけ安く”と言う条件付きです。

また、今回の目的は足付き性向上であって、車高を下げる事が目的ではありません。


その為、シートのアンコ抜きを提案致しました。

「アンコ抜き」とはシートをモナカに見立てた表現で、

モナカのアンコを抜く=シートの中のスポンジを抜く

という事です。



※実際にシートの中にアンコが入っているわけではありません。




目標は乗車位置の2〜3cmダウンですが、かかとが付けばOKです。



作業はそんなに難しくありません。


このバイクのシート張り替えにタッカーは要りません。



まず、リアキャリアを外し、シートを車体から外します。

そして、シートカバーをはがします。(写真では車体に乗っていますが、撮影の為に乗せただけです。)

IMG_5540.jpg



シートベースからクッションをはがします。
IMG_5541.jpg



これが「アンコ」無しの状態。
乗車位置はかなり下がりますが、さすがにこれではお尻がアイタタです。
IMG_5542.jpg



乗車位置を下げる為には、シートのお尻が乗っかる部分、つまり、シート後方のスポンジを削る必要があります。
ここが2〜3cm低くなると乗車位置は2〜3cm下がるという事です。

また、太ももが当たるところも削って、より足を地面につけ易くします。(少し細くする感じ)
IMG_5549.jpg



大まかなカットをカッターナイフや発泡スチロールカッターなどでする方もおられるようですが、私は目の粗いディスクグラインダーで削っていきます。
カッターナイフで切るのはとても難しく、切りすぎてしまう失敗が起きやすいからです。


車体に乗せて高さや乗り心地を確認しながら削っていきます。

IMG_5547.jpg



シート前後の端っこまで削ってしまうとシートカバーの修正が必要になってきます。
そうなるとコストは格段にアップしますので、このように、シートの後ろ側は残した状態で、お尻の位置を削ります。
IMG_5551.jpg



これで、お尻の位置が3cm下がりました。
太ももがあたる部分の角も滑らかにしています。

IMG_5552.jpg



これで良いなと思ったら、シートカバーを張り直します。
IMG_5555.jpg



アンコを抜いてお尻部分が凹んでしまったので綺麗に貼るには多少引っ張らないといけませんが、引っ張りすぎるとシートカバーが破れやすくなりますので、引っぱりはほどほどにします。
IMG_5556.jpg



わかり難いですが、太ももが当たる部分が少しスリムになっています。
IMG_5557.jpg



この状態で試乗して頂きます。
リアサスのショート化とシートのアンコ抜きでかかとまでしっかりと着地できました。
IMG_5554.jpg



後はリアキャリアを取り付けて完成です。



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Author:爆音さん
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現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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