ハーレーパンショベルの点火合わせにタイミングホールキャップを使いましょう。


どんなガソリンエンジンでもそうですが、

適切な点火タイミングはエンジンの性能を十分発揮するのに、また、燃焼効率を上げできるだけクリーンな排気ガスにするにも重要です。


もちろん、点火タイミングが大幅に狂っているとエンジンはかかりません。



早すぎると低回転でのトルクがなくなります。



遅すぎるとエンジンが高回転まで回らなくなります。




ハーレーの旧車などで点火タイミングを合わせるときはクランクケースの左側にあるタイミングホールにアドバンスマークを合わせ、ポイントやモジュールを動かし調整する訳ですが、

タイミングホールを開けっ放しにしてクランキングさせるとオイルがプシャーー!!と吹き出し、
オイルまみれになります。

そこで、透明プラスチック製のタイミングホールキャップを使用します。


大まかに2種類あります。

IMG_4821.jpg


どちらもハーレー用でネジの径やピッチは同じなのですが、ご覧の通り形が少し違います。

左のものの特徴は、
・窓の部分が大きく、タイミングホールが見易い。結構斜めからでも見える。
・ネジが短く締め込めばOK
・つるつるしているので締め込み難い。また、締め込みすぎると外し難い。

右のものの特徴は、
・窓の部分が小さく、タイミングホールが見難い。まっすぐからしか見えない。
・ネジ部分が長いので何も考えずに締め込むと、フライホイールに接触する。
・ザラザラ部分があるので、取り付け易く、外し易い。
・細いので狭いところでも入り易い。

です。
IMG_4823.jpg



点火タイミングは静止状態でタイミングを合わせた後、タイミングライトを使って確認、最終調整します。

パンショベルの場合、1500~200rpmでタイミングホールにアドバンスマークが現れるように調整します。

ハーレーはイグニッションは車体の右側、タイミングホールは車体の左側にあるので、一人でやるのは結構大変ですね。
写真左のキャップならまだ、なんとか見れますが、右側のキャップではまっすぐからしか見えないので、2人で(一人はタイミングマークを監視する係、もう一人はイグニッションを進角させたり遅角させたりする係)やるにはいいかもしれませんが、一人でやるには向いてないです。

また、右側のものはライトの乱反射が激しく、読み取り難いのも事実です。

どちらを使用するかは自分にあったものを選べば良いと思いますが、迷った場合は両方、もしくは左のタイプでいいと思います。


タイミングホールキャップなどの特殊工具(SST)についてのお問い合わせはこちらから〜



ちなみに、アドバンスマークとはこんなやつの事です。
IMG_4666_20140618150756d32.jpg



似ていますが、決してこれではないので注意しましょう。
IMG_4665_20140618150754e07.jpg




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整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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