ハーレー FXST EVO トランスミッションの分解手順 ③ サイドプレートを外そう。

この記事はハーレー FXST EVO トランスミッションの分解手順 ② トップカバーを外そう。の続きです。
この記事からご覧になられている方はハーレー FXST EVO トランスミッションの分解手順 ① からスタートしてください。




サイドプレートを外すとギアが見えます。この行程ではSST(特殊工具)を使用します。
SSTは滅多に使う事も無く、高価ですので個人で所有するのは難しいかもしれませんが、大切な部品を破損せずに、確実に作業するには必要です。
工具だけを見てもその使用方法がわかり難いSSTですが、ここではその使用方法も紹介します。




メイン、カウンターシャフトのナットを外します。
DSCF2659_convert_20121003184753.jpg

ギアがニュートラルの状態ではナットを外すときシャフトが回転してしまい外せませんので、適当にギアをスライドさせて動かして噛み合わせます。
外したナットとワッシャーはセットにして置いておくと組み付ける時にワッシャーを忘れなくていいです。



SST サイドプレートプーラーをセットします。
DSCF2657_convert_20121003184649.jpg

サイドプレートのアレンボルト(上2本は細い、下4本は太い六角穴ボルト)を外し、サイドプレートプーラー(SST)を写真の様にセットします。
その際、先に外した細い方のアレンボルト(六角穴ボルト)2本を使用します。(写真内側の2本)



サイドプレートをDOWEL PINから離脱させます。
DSCF2658_convert_20121003184724.jpg

両外側のボルトを左右均等に締めこんで行きサイドプレートをDOWEL PIN(ノックピン)から外れるまで浮かせます。


トランスミッションベアリングプーラー(SST)を使ってベアリングにはまっているシャフトを抜く。
DSCF2660_convert_20121003184831.jpg

トランスミッションベアリングプーラーSSTは付属のトルクスボルト(6芒星穴ボルト)4本を使ってサイドカバーに固定し、シャフト部にボルトを締めこんでいきます。
順序は向かって右側のカウンターシャフトから。
次にメインシャフト側。


ベアリングが各シャフトから抜けたらサイドプレートを外します。
DSCF2661_convert_20121003184912.jpg

サイドプレートが外れてミッション内のギアが顔を出しました。
左側がメインシャフト、右側がカウンターシャフトです。



DSCF2662_convert_20121003184948.jpg

各シャフトにはスペーサーが入っています。
左がメインシャフト用、右がカウンターシャフト用です。似ているけど違うので組み付けの時に間違わないように注意してください。


FXST EVO トランスミッションの分解手順 ④ ギアを取り出してみよう。 に続く。



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爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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