ひどい異音!!耐久性に疑問!SUZUKIのスクーター レッツ4 前編







『バイク屋さんが言うには、電気系統がおかしくなって動かなくなったらしいんです・・・』




購入された販売店でそう言われ、別のスクーターをご購入されたそうで、

不要になって放置されていたSUZUKI Let's4の車体を引き上げてきました。




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外装に転倒傷はあるものの擦り傷程度。

各所の劣化もそれほど悪くない。




電気系統の修理ならさほど大した作業にはならないだろうと思っていた。





とりあえず、

バッテリーを充電し、キーをONにする。

インジェクション特有のジーーーという音がする。


ヒューズが飛んでいるようなトラブルではなさそうだ。





あれ?



セルを回してみても空回り。

キックしてみたらなんとなくかかりそうな気配。




鬼のキックでやっとエンジンがかかったら・・・・



イオン。







そして、販売店さんが、なぜ新しいスクーターの購入を勧められたのか、


納得したのでした。



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交換が面倒な箇所の応急処置はかえって時間とお金がかかるので思い切って部品を交換しましょう!ヤマハ ジョグZインマニ編

長期放置されていた不動車のヤマハ JOG Z2のキャブレターのオーバーホールをするために、


シートとメットインを外し、

カウルを外し、

エアクリを外すと、



そこに現れたのは、



コーキング処理されたインテークマニホールドでした(=゚ω゚)

ご丁寧に黒の素材でされてます。
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マニホールドが経年劣化でひび割れてきて、エアを吸ってしまったから穴をふさいだんだろうな・・・


と、容易に想像できます。



恐らく当初はこれで穴が塞がり、調子も復活したのかもしれません。


しかし、経年劣化は、素材に対して起こるので、


「ヒビが入った」


と、言うことは、他のところもすぐにヒビが入る可能性が十分にあるということです。




ほらね(´・Д・)
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しっかり裏までヒビ割れが貫通して、穴が空いてます。

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応急処置で穴をふさいでもどうせすぐに不具合が出てきます。


その度に、

シートとメットインを外し、

カウルを外し、

エアクリを外し、

キャブを外し、

インマニを外し、

補修して、

乾燥させて、

インマニを取り付けて、

キャブをつけて、

エアクリつけて、

カウルつけて、

メットインつけて、、、、



と、面倒くさい工程を行わないといけないので、


劣化した部品はサクッと新品に交換しましょう。
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これで一安心(o´∀`o)

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外した古い部品は、ゴミ箱へダンクシュート!!♪(/・ω・)/ ♪



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ハーレー CVキャブのアイドルミクスチャーを調整できるものに交換してみよう。

マフラーやエアクリーナーを社外品などに交換した場合、ノーマル状態ではバランスが取られていた吸排気のバランスが崩れます。
そのため、キャブレターの再セッティングが必要になってきます。

大まかなセッティングはスロージェットやメインジェットの交換でできますが、細かいところを詰めようとすると、ニードルジェットの変更や、アイドルミクスチャーの戻し量の変更が必要になってきます。

アイドルミクスチャーはアクセルを開けた時のツキに影響しますので、くしゃみ対策に効果的です。

しかし、純正CVキャブレターはアイドルミクスチャーを触れないように蓋がしてあり、簡単には触れません。


今回はこの蓋を外し、簡単に調整できるアフターマーケット部品に換装します。

こちらがその社外品です。
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CVキャブレターを下から覗くとアルミの蓋でメクラされたところがあります。
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この蓋にドリルで穴を開けます。
キャブレター本体を傷つけてしまわないように、初めは少し小さめの穴を開けると良いです。
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小さめの穴が開くと、もう少し大きめの、ただし蓋より小さい穴を開けます。
すると、蓋は取れます。
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元々付いていた純正のアイドルミクスチャーと並べて形状を比べてみました。
先端の形状は同じですが、頭の部分が長く大きくなっています。
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組み付けるとこんな感じで工具を使わなくても調整できます。
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アイドルミクスチャーは全閉から3回転戻しの位置からセッティングをスタートし、アイドリング状態でエンジンの回転が一番上がるところにセットします。
セッティングはエンジンが完全に温まった状態で行います。


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プロフィール

爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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