HONDA ZOOMER ズーマーが大変なことになってクーラント液が漏れてました!!

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日本でもヨーロッパでも若者に人気のHONDA ZOOMERです。

それまでのスクーターの常識であったカウルとメットインを取っ払った、スカスカのスクーターです。


このZOOMERのオーナーから一本お電話が。



客:「オイルが漏れてたみたいで空っぽなんですがそのまま走っても大丈夫ですか?」


私:「ダメです」



すぐに取りに行ってオイル量をチェックしましたが規定値まで入っています。

???????



しかし、そこで私が見たものは!!!∑(゚Д゚)


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バッキバキに割れているクーラントのリザーバータンクです。

お客様。これはオイルではなくて冷却水でございます。


樹脂製でできているリザーバータンクは長年日光にさらされて経年変化で樹脂がパキパキになってました。
むき出しだから仕方ないですね。

これは交換しか対処方法がありません。

リザーバータンクと、ついでにホースも新品に交換します。

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固定に使われているネジは一箇所だけです。



IMG_0287.jpg

キャップも外します。

ネジ以外にタンクの保持のために穴に棒がささっているところがありますが、ここは奥に押せば抜けます。
IMG_0289.jpg


タンクに繋がっているホース類を外して交換するだけです。


ZOOMERオーナーの方。


覚悟しておいてください。(・∀・)


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プロフィール

爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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