SUキャブ 新型エリミネーター2にガソリンが流れていかなくなった症状を解決した意外な方法
調子よく走っていたバイクが走行中に突然スピードダウンしてエンジンが停止した。
症状的にはガス欠にも似ていたが給油直後の出来事。
タンクのコックもONの状態。
当初、この車体にはフューエルフィルターが付いていなかったので、燃料がキャブレターに行ってるかどうかがわからなかったのです。
プラグは少しかぶり気味。
念のためプラグを新品に交換した。
すると、エンジンがかかったので、これで解決!!
と、思ったのですが、100mほど走行すると再びエンジンが停止した。(´Д` )
これはやはり燃料系統に問題があると判断しました。
要するに、キャブレター内に適切にガソリンが流れていないということです。
燃料系統のトラブルで疑うべきは、
1、タンクキャップ
2、タンクのフューエルコック
3、ホース
4、キャブレター内部のフューエルバルブ
とりあえず、ガソリンがキャブレターまで行ってるか確認しやすいように、フューエルフィルターを装着することにしました。
フューエルフィルターを挿入してタンクのコックを開けても、ガソリンが流れてきません・・・・。
ではまず①番のタンクキャップからチェックです。
燃料タンクには必ず外部から空気を吸い込むための穴があります。
タンクの上部に空いているものもあれば、タンクキャップに穴が空いているものもあります。
この穴が詰まっていると、燃料が流れていかない!!
確認方法は、
タンクキャップを開けてみることです。
タンクキャップを開けた時ガソリンが流れて行けば、問題点はタンクキャップのベントホールの詰まりです。
結果は同じでした。
ここで、キャブレターに繋がっているホースを外してみました。
2、3を同時にチェックできます。
ホースからはガソリンがドバドバ出てきたので、コック(ピンゲル開放型)の詰まりでもホースの詰まりでもなさそうです。
では、SUキャブレターの底側を開けて、フロートの動きや、バルブの動きをチェックします。
底蓋を開けると、フロートの動作は良いのですが、ニードルバルブが動作していませんでした。
ニードルバルブは先端がゴム製になっていて、それが引っ付いているようでした。
ちなみに、今回のSUキャブレターはリベラの新型エリミネーター2で、古いものではありません。
ニードルバルブの経年劣化とは考えにくかったので、引っ付いたものを剥がし、動作を確認して再び組み立て、エンジンをかけました。
勢いよくエンジンはかかったのですが、やはりしばらくするとエンジンは停止。
フューエルフィルターを見ると、ガソリンが流れていない!!
再び裏蓋を開けてフロートバルブをチェックすると、同じように動作していませんでした。
どうやら、なにやら、吸い付いているように感じました。
何度やっても同じことでした(´Д` )
そこで原因を探るべくキャブレターを取り外し分解して、注意深くキャブレターを観察すると、新型エリミネーター2にはフロートチャンバーのベントホールがない!!事実に気がつきました。
そーかそーか!!キャブさんも息が詰まっていたんだな!!
と言わんばかりに、キャブレターに穴を開けました。
息抜きしてください( ´ ▽ ` )
その後は、問題なく走行しています。
穴あけ後200kmくらい走りましたが今の所問題の再発はないです。
しかし、現段階では完全に解決した、とは言い切れません。
2000kmほどは引き続き観察したいと思います。
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症状的にはガス欠にも似ていたが給油直後の出来事。
タンクのコックもONの状態。
当初、この車体にはフューエルフィルターが付いていなかったので、燃料がキャブレターに行ってるかどうかがわからなかったのです。
プラグは少しかぶり気味。
念のためプラグを新品に交換した。
すると、エンジンがかかったので、これで解決!!
と、思ったのですが、100mほど走行すると再びエンジンが停止した。(´Д` )
これはやはり燃料系統に問題があると判断しました。
要するに、キャブレター内に適切にガソリンが流れていないということです。
燃料系統のトラブルで疑うべきは、
1、タンクキャップ
2、タンクのフューエルコック
3、ホース
4、キャブレター内部のフューエルバルブ
とりあえず、ガソリンがキャブレターまで行ってるか確認しやすいように、フューエルフィルターを装着することにしました。
フューエルフィルターを挿入してタンクのコックを開けても、ガソリンが流れてきません・・・・。
ではまず①番のタンクキャップからチェックです。
燃料タンクには必ず外部から空気を吸い込むための穴があります。
タンクの上部に空いているものもあれば、タンクキャップに穴が空いているものもあります。
この穴が詰まっていると、燃料が流れていかない!!
確認方法は、
タンクキャップを開けてみることです。
タンクキャップを開けた時ガソリンが流れて行けば、問題点はタンクキャップのベントホールの詰まりです。
結果は同じでした。
ここで、キャブレターに繋がっているホースを外してみました。
2、3を同時にチェックできます。
ホースからはガソリンがドバドバ出てきたので、コック(ピンゲル開放型)の詰まりでもホースの詰まりでもなさそうです。
では、SUキャブレターの底側を開けて、フロートの動きや、バルブの動きをチェックします。
底蓋を開けると、フロートの動作は良いのですが、ニードルバルブが動作していませんでした。
ニードルバルブは先端がゴム製になっていて、それが引っ付いているようでした。
ちなみに、今回のSUキャブレターはリベラの新型エリミネーター2で、古いものではありません。
ニードルバルブの経年劣化とは考えにくかったので、引っ付いたものを剥がし、動作を確認して再び組み立て、エンジンをかけました。
勢いよくエンジンはかかったのですが、やはりしばらくするとエンジンは停止。
フューエルフィルターを見ると、ガソリンが流れていない!!
再び裏蓋を開けてフロートバルブをチェックすると、同じように動作していませんでした。
どうやら、なにやら、吸い付いているように感じました。
何度やっても同じことでした(´Д` )
そこで原因を探るべくキャブレターを取り外し分解して、注意深くキャブレターを観察すると、新型エリミネーター2にはフロートチャンバーのベントホールがない!!事実に気がつきました。
そーかそーか!!キャブさんも息が詰まっていたんだな!!
と言わんばかりに、キャブレターに穴を開けました。
息抜きしてください( ´ ▽ ` )
その後は、問題なく走行しています。
穴あけ後200kmくらい走りましたが今の所問題の再発はないです。
しかし、現段階では完全に解決した、とは言い切れません。
2000kmほどは引き続き観察したいと思います。
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