HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #2 圧縮行程の確認

この記事は「HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #1」の続きです。
この記事からご覧になられている方は#1からスタートしてください。

4.タペットカバーを外し、クランキングさせ、バルブスプリングフリーになるところ(圧縮行程)を探す。
HONDA CRF230F タペットカバー取り外し

ヘッドに二つあるタペットカバーを外します。
タペットカバーを外すと、タペットが確認できます。
HONDA CRF230F タペット

この状態でフライホイールを前向きに(通常のエンジン動作方向に)回転させるとタペットが上下するのがわかります。

タペットの上部が一番沈んでいる時がバルブスプリングがフリー(無負荷)の状態です。

この時、タペットとバルブの間には少し隙間があるのでわかると思います。(少しカタカタしている)

HONDA CRF230F 圧縮行程探し


2つあるタペットが両方フリー(無負荷)状態にあるときが、エンジン作動工程の圧縮行程です。

エンジンの、分解、組み立ては必ずこの”圧縮行程”で行います。

#3へ続く


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プロフィール

爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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