HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #1 ヘッドを外す為の準備

実際にHONDA CRF230Fの分解・組み立て作業をする人がどれだけいるか分かりませんが、同じようなエンジンの構造はどれも似ています。

この、「HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう!」シリーズがエンジン内部がどうなっているのか知る為の参考にでもなればと思います。

長くなりますので、数回に分けて書いて行きます。

なお、実際に分解整備をする際には必ずメーカーのサービスマニュアルを参考にしてください。


写真を見ながら、文章はできるだけ簡単に書きたいと思います。


エンジンが車体からおりている状態からのスタートです。


1. カムスプロケットカバーとクランクケースのタイミングホールを開け、タイミングマークを確認する。
HONDA CRF230F エンジン



ローター側のマークは“T”マークをケースの線に合わせる。
HONDA CRF230F タイミングマーク



カムスプロケットのマークはヘッドとヘッドカバーの割れ目に合うようにする。
通常はローター側のTマークが合っていればカムスプロケットのマークは合っているはずです。
カムスプロケット自体の上下は関係ない。
HONDA CRF230F カムスプロケット合わせマーク


2.セルモーターをはずす。
HONDA CRF230F セルモーター取り外し

HONDA CRF230F セルモーター

ボルトが2本で止まっているだけ。


3.カムチェーンテンショナーをはずす。
DSCF2778_20140314143238b90.jpg



#2へ続く


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爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

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