ハーレーEVOエンジンの腰上を分解してみよう! #7 ピストンを組み付けよう。

この記事はハーレーEVOエンジンの腰上を分解してみよう! #6の続きです。
この記事からご覧になられている方は#1からスタートしてください。


15.ピストンリングのエンドギャップの位置を調整する。
ピストンリングのエンドギャップは下図のようにずらして入れます。
31.jpg


ピストン上部に書かれている矢印がFrontのマーク。
オイルリングも上と下で180度ずらす。
32.jpg


16.スナップリングプーラーを使ってスナップリングを挿入する。

スナップリングの開いた方を上にして、開いた方から押し込む。
特殊工具(SST)スナップリングプーラーについては過去記事参照。
34.jpg

35.jpg



専用工具を使うと、とても簡単に痛める事なくスナップリングを挿入できます。



#8へ続く



もっと役に立つ記事を書いて欲しいと思った人はこちらをクリックしてください。

バイク(整備・修理) ブログランキングへ
にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村











ハーレーEVOエンジンの腰上を分解してみよう! #6 摩耗をチェック!!

この記事はハーレーEVOエンジンの腰上を分解してみよう! #5の続きです。
この記事からご覧になられている方は#1からスタートしてください。

12.バルブステムの突出している量を測る。
27.jpg

Tip(バルブステム先端)からシリンダーヘッドまでの長さです。
長く使用しているエンジンはバルブシートが摩耗してバルブが奥に(上に)入っていきます。そうなると、このバルブステム先端からシリンダーヘッドまでの長さが長くなり、ロッカーアームを常に少し押し上げた状態になります。
これは、すなわち、バルブが閉まりきっていない状態で、パワーロス、燃料ロス、ひどくなるとエンジンがかからない原因になります。

スペックはサービスマニュアル参照。


13.シリンダーボアを計測するためにシリンダートルクプレートを既定のトルクで取り付ける。
28.jpg

エンジンを組み立てると、シリンダースタッドの締め付けでシリンダーが圧縮され、わずかに伸縮がおこります。
トルクプレートは上下からシリンダーに圧力をかけ、エンジンを組んだ状態と同じ状態でシリンダー内部を計測できるようにするための工具です。

専用工具(SST)のお取り寄せの相談はこちらから〜
もしくは



上側のトルクプレート。
組付け時と同じ状態にする為、ベースガスケット、ヘッドガスケットをともに締めこみます。
29.jpg



14.シリンダーボアはX,Y軸を上、中、下の6点を計測する。
30.jpg

シリンダーの消耗具合ではオーバーサイズのピストンに交換する必要があります。
また、シリンダーが偏摩耗している場合はシリンダーのボーリングをするとともに、その原因を追及する必要があります。


#7へ続く



もっと役に立つ記事を書いて欲しいと思った人はこちらをクリックしてください。

バイク(整備・修理) ブログランキングへ
にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ
にほんブログ村










プロフィール

爆音さん

Author:爆音さん
整備やカスタムについて共有しましょう。
現在行っているものや、整備学校時代に撮った写真を使って記事を書きたいと思います。
ハーレーに限らず、バイクを分解整備する時に是非使って頂きたいのが、適切な工具とメーカー発行のサービスマニュアルです。
マニュアルには分解手順、注意点、締め付けトルク、組み立て手順が記されています。
特に、ハーレーのマニュアルはその順序が事細かにかかれていると思います。しかし、日本語のサービスマニュアルがあまり出回っていないのも事実。
ほんの少し、分解整備の手伝いになればと思います。
分解整備は個人の責任に於いて行ってください。

リンク
www.backon.jp
最新記事
カテゴリ
広告
P.R.
月別アーカイブ
カウンター
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR