HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #10 組み直します。
この記事はHONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #9の続きです。
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27.ばらした逆の順序で組んでいきます。
元に戻すときにシフターカムとシフトローターがピンでしっかり位置決めされているか確認。
28.クラッチ、オイルポンプ、オイルフィルターを取り付ける。
写真中央がセントリヒューガル(遠心)オイルフィルター。
遠心力で周りにゴミがたまる仕組み。たまったゴミの洗浄にはクラッチカバーの分解が必要なので結構めんどくさいです。ばらしたついでに洗浄しておきましょう。
ねじの締め付けには道具を使ってギアを固定する必要があります。
29.ローターのタイミングマークを合わせ、カムスプロケットのタイミングマークも合わせる。
このエンジンのローターにはスプラグギアが入っており、スターターギアが常時噛み合い式になっていました。
おわり(・∀・)
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元に戻すときにシフターカムとシフトローターがピンでしっかり位置決めされているか確認。
28.クラッチ、オイルポンプ、オイルフィルターを取り付ける。
写真中央がセントリヒューガル(遠心)オイルフィルター。
遠心力で周りにゴミがたまる仕組み。たまったゴミの洗浄にはクラッチカバーの分解が必要なので結構めんどくさいです。ばらしたついでに洗浄しておきましょう。
ねじの締め付けには道具を使ってギアを固定する必要があります。
29.ローターのタイミングマークを合わせ、カムスプロケットのタイミングマークも合わせる。
このエンジンのローターにはスプラグギアが入っており、スターターギアが常時噛み合い式になっていました。
おわり(・∀・)
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HONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #9 ミッションを見てみよう。
この記事はHONDA CRF230F のエンジンを分解して中を見てみよう! #8の続きです。
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6速トランスミッションです。上がカウンターシャフト、下がメインシャフト。
インダイレクトドライブ。
M3とM4は合体したスライダーギアになっています。
簡単なミッションの仕組みについては過去記事ハーレー FXST EVO トランスミッションの分解手順 ⑤ミッションの変速のしくみを参考にしてください。
シフターカム
シフターフォーク
メインシャフトですが、ギアがかなり小さいため、ドック部分にもスプラインが付いていますね。
ばらばらになったメインシャフト。フリーホイールギアにはオイル循環用の穴があいたボスが入ります。
25.メインシャフト、カウンターシャフトのRUNOUT測定。
シャフトを回転させて、ダイヤルゲージの針が振れた数値の半分が歪み量です。
26.シフトフォークの厚さも測定する。
摩耗していると確実なシフトチェンジができなくなります。
滅多に減る事はないですが、ばらしたときにはチェックしましょう。
メインシャフトのギアの配置図
カウンターシャフトのギアの配置図
フリーホイールの横にスラストワッシャーを入れるときはギア側に丸みをおびた方を向けます。
同じようにスナップリングも丸みをおびた方がスラストワッシャーの方に向くようにすます。
当然、一番端に来るギアはシャフト周りが平らな方(ギアのない方)が外側に来ます。
#10へ続く
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インダイレクトドライブ。
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簡単なミッションの仕組みについては過去記事ハーレー FXST EVO トランスミッションの分解手順 ⑤ミッションの変速のしくみを参考にしてください。
シフターカム
シフターフォーク
メインシャフトですが、ギアがかなり小さいため、ドック部分にもスプラインが付いていますね。
ばらばらになったメインシャフト。フリーホイールギアにはオイル循環用の穴があいたボスが入ります。
25.メインシャフト、カウンターシャフトのRUNOUT測定。
シャフトを回転させて、ダイヤルゲージの針が振れた数値の半分が歪み量です。
26.シフトフォークの厚さも測定する。
摩耗していると確実なシフトチェンジができなくなります。
滅多に減る事はないですが、ばらしたときにはチェックしましょう。
メインシャフトのギアの配置図
カウンターシャフトのギアの配置図
フリーホイールの横にスラストワッシャーを入れるときはギア側に丸みをおびた方を向けます。
同じようにスナップリングも丸みをおびた方がスラストワッシャーの方に向くようにすます。
当然、一番端に来るギアはシャフト周りが平らな方(ギアのない方)が外側に来ます。
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